ふたりの海物語

砂に描いた想い残して
風が誘うままに行きます
水面染める金の富士山(ふじやま)
静かに揺れています

他人(だれか)の声にふり向き
思い出たどる街
面影 探して

恋しくて
恋しくて
ひとり涙に濡れた夜は
愛しくて
瞳閉じれば
ふたり
海物語

いつか光させばいいと
今はひたすらに願います
波に消えた淡い想いは
儚い泡のようで

初めて肩を並べた
この道 ひとりきり
我儘 いまさら

逢いたくて
逢いたくて
あの優しさに逢いたくて
嗚呼せめて
夢でいいから
ふたり
海物語

もう一度
もう一度
指に温もりが戻るなら
寂しさも
耐えてみせます
だから

恋しくて
恋しくて
ひとり涙に濡れた夜は
愛しくて
瞳閉じれば
ふたり
海物語
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