笑顔を見せて

永遠に変わらないもの ふたりの中に探しても
まだ何も無いことは たぶんお互い知ってる
寒そうに車のKEYを 閉めるあなたの背中にも
大きな字でかいてある 「僕らどうなるんだろ」って

見上げる空のどこかで 絶えず星が生まれるように
ふたりだけの誰も知らない物語が始まる

心の中で「大好き」と どんなに想ったって
想うばかりじゃ届かない もっとそばで笑顔を見せて
「カシオペア座はあれだよ」と 指さすあなたの手を
握ると少し冷たくて ギュッと強く握り返してくれた

去年まで独りぼっちで 何となく過ぎた誕生日
どんなふうに過ごしたか 想像できないでしょう?

ドキドキしたいだけじゃない 安心していたいだけじゃない
ふたりでいる理由はきっと 言葉に出来ない事

携帯のベル鳴る度に あなたに近づいてく
想いが募るスピードに 不安になる時もあるけど
今度あなたに会うまでに 手帳とペンを買って
話したい事聞きたい事 書き留めてる自分にあきれている

忘れられない思い出が 生まれる時はいつでも
気づかずに いるものね

心の中で「大好き」と どんなに想ったって
想うばかりじゃ届かない もっとそばで声を聞かせて
「カシオペア座はあれだよ」と 指さすあなたの手を
握ると少し冷たくて ギュッと強く握り返してくれた
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