ひとり酔いたくて

「はぐれ鴎が 涙浮かべて 北へ飛ぶ」

夢で も一度 抱かれたい
恋に終わりが あったって
愛に終わりは ないのです
酔いたくて 酔いたくて ひとり酔いたくて
あなたのすべて 消せるまで 酔いたくて

飲んで忘れる つもりでも
苦いお酒に 浮かぶのは
甘いむかしの ことばかり
酔いたくて 酔いたくて ひとり酔いたくて
温もりいつか 冷めるまで 酔いたくて

女ごころを 燃やすよに
花は咲くから 美しく
花は散るから 愛おしい
酔いたくて 酔いたくて ひとり酔いたくて
最後の炎 尽きるまで 酔いたくて
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