百億光年

眩しいこの街にも月が優しくささやく
『今日が終わる』寂しく思う向かいのホームの方が先に
最終電車が来てみんな連れて行ったモノクロになったみたいに

取り残されたわけじゃないのに 急かす風荒れ狂う波
飲み込まれそうになるけど

百億光年の誰かの願いが光ってる
時間はかかっても確かに届いたんだ
今日は叶わなくても信じ続けてみたいな
いつの日にか僕の願いも届くはずだから

形を変えながら歪みながら歩いてく 照らす街灯の数だけの僕
どうしようもない僕も願い叶えたい
僕もやめたい僕もどれも本当の僕だな

小さい頃握りしめてた
溶けたチョコ原型はもうなくても大事に思った

何度も逃げたいと心の火に降る涙
そんなんじゃ消えやしない変わらない火があるから
明日叶わなくてもまだ消えはしないのなら
あと少しだけ僕の心に従ってみるかな

明確な答えのないこの道を
臆病にもなるこのままずっと信じ続けられるかな

空を見上げたんだ誰かの願いが光ってた届いたんだ

百億光年の誰かの願いが光ってる
時間はかかっても確かに届いたんだ
今日は叶わなくても信じ続けてみるから
いつの日にか僕の願いも届くといいな
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