アイヤ子守唄

アイーヤー アー

ねぶたが自慢の 津軽の里を
一人夢追い 都の空へ
しばれる峠は 雪の道
濡れたまつ毛が 凍りつく
アイヤ節 アイヤ節
今も聞こえる 母の 母の 子守唄

寒さや辛さは 我慢の季節
教え見護る 岩木山(いわきさん)
急ぐな焦る(あせ)な 俯く(うつむ)な
迷い心(ごころ)は 吹き流せ
アイヤ節 アイヤ節
お国訛(なま)りは 母の 母の 子守唄

太棹(ふとざお) 三味(しゃみ)の音(ね) 道連れに
明日に望みの 花よ咲け
アイヤ節 アイヤ節
抱いた願いは 母の 母の 子守唄
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