子供のままでいられたら

どんなに 自分に 嘘をついても
淋しいときは たまらなく
悲しみを海の向うへ流したい
そんなとき 貝殻耳にあてると
昔の人の なつかしい声が
優しげに 語りかけるよ 子守唄のように

ああ まぶしさこらえて
空をみつめたい
ああ 子供のままでいられたら
すべてを信じていけるのに

どんなに ひとりで強がりいっても
鏡に笑顔作ってみては
過ぎた日の 日記を開いてみたくなる
そんなとき 貝殻耳にあてると
忘れかけた 人の顔が
優しげに微笑みかける 昨日のことのように

ああ まぶしさこらえて
空をみつめたい
ああ 子供のままでいられたら
すべてを信じていけるのに
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