君に響け

あぁ 僕にとって あぁ 君にとって
描いた未来の地図は違っていたとしても

あぁ なんとなく あぁ なんとなく
綺麗事は綺麗なだけじゃないと気付いた
いろんな人に会って いろんなことを知って
辿り着いたのは恥ずかしいくらいの

シンプルな言葉の欠片

途切れることのない 枯れることのない
声で選んだら 君に届くかな それぞれの時の中で

あぁ 街は変わり 歩幅を合わせば
得るものも失うものもあるから
あぁ 年を取って 口ずさんだ時
決して色褪せることない名曲を

焦ることはないし 止まることもない
君の傷だって 癒せたらいいな ちゃんと痕が
残るように

裏切ることのない そっと寄り添うようおな
音で包むから 胸いっぱい吸い込んで

刻まれる時を 降り積もる日々を 息苦しい時代の

君を揺らしたい 鼓膜の奥の
笑って誤魔化して 胸に隠してた 小さな歪みを
君のイヤホンから 街のスピーカーから
電波やネット伝って きっと見つけるから
刻まれる時の中で

離れていたって 繋がれるような
絶えることのない名曲を

君に響け 君に響け

あぁ 君にとって あぁ 僕にとって
描いた未来の地図は違っていても
それはひとつだ
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