ココロボイス

曖昧な言葉探して 強がってまた憂いて
自分を押し殺した そんな私は臆病だ

胸が躍ったその声は 孤独までかき消して
初めて会った日でさえ 鮮明に思い返す

目を閉じてても夢の中でも
アナタの側にいられる (なのに)
平気な顔で誤魔化したときは
不安 溢れ出した

耳をすませば アナタの声は
何処にいたって 私の心 つかまえて
言えない 聞けない この感情を
夏の風が消してくれたら良いのにな
遠回りした帰り道は
くだらない話さえも嬉しくて笑った
抑えられない この衝動を
伝えられないまま 明日にまた持ち帰る

偽りなんか要らない ホンモノと呼べるモノが
最初から欲しかった そんな私は傲慢だ

溶け出すくらいの陽射しが 注いだとしたなら
アナタの名前叫ぶんだ 声が枯れるくらいに

ホントは少し分かってたんだ
でも何も言えなくて (I can't say)
もどかしくて泣いてたあの夜も
アナタの事ずっと

少しくらいのワガママでも
何回だってアナタ 優しく聞いてくれた
雨音が響く雑踏で
サヨナラした最後の「またね」忘れないよ
大好きでした この気持ちは
季節を越えたって あの夏で止まったまま
もう戻れない この現状で
抱きしめながら 前へ息をするんだ

胸を刺す痛みが増えるなら
もういっそ、、、なんてバカみたい
伝えたらどれほど良かっただろう
思い出のアナタ

変わり始める 街も人も
愛を探して いつか必ず待つ 幸せ
胸の奥で響いてる 身体中に巡ってる もう大丈夫

耳をすませば アナタの声は
何処にいたって 私の記憶 埋めつくして
生きて征く確かな証明を
刻み続けるこの言明を 謳うんだ
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