でもわるくねえ

兎角(とかく)この世は金(かね)・金(かね)・金(かね)と言うけれど
金(かね)は天下の回りもの
時の流れに逆らって
つまずき転んで怪我(けが)もする
てれやでやんちゃでさみしがり
がんこでせっかち・おせっかい
他人の幸せ喜んで自分の幸せ遠慮する
わるくねえわるくねえ そんな生き方
でもわるくねえ

兎角(とかく)女は愛・愛・愛と言うけれど
愛は気まぐれ変わるもの
亭主元気で留守がいい
女房の本音が見え隠れ
いつもは勝気(かちき)でいじっぱり
ほんとはすなおで甘えんぼ
あいつの小言(こごと)につき合って自分の言い分呑みこんだ
わるくねえわるくねえ そんな生き方
でもわるくねえ

てれやでやんちゃでさみしがり
がんこでせっかち・おせっかい
他人の幸せ喜んで自分の幸せ遠慮する
わるくねえわるくねえ そんな生き方
でもわるくねえ
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