La mia vita

せつなさのバルコーネ 視えるあなたの影
呼んでいる 呼ばれている 忍ぶ愛を夜(よ)が覆う

呪うべきは時代なのか はて または血筋か
心が求めるまま 恋を謳歌できぬ日々は 生きても死の如し

“名前を捨てよ” 仰せの通り あなたの夢を叶えよう
誰が止めても 世界が止めても 幾千の逢瀬(La mia vita)
名前とは何ぞ それがなくとも 確かに惹かれ合ったろう
嘲笑(わら)うなら嘲笑(わら)え 痴れ者上等
溺れてこそ躍り出す鼓動 La mia vita

光る刃先 剣さえ 我らを切り裂けぬ
五臓六腑 貫いても 真の愛は絶えぬだろう

殺すべきは躊躇なのだ 故(ゆえ) 脆弱の化身
想いは募るばかり 麗しい四肢 瞳 魂 どうか捧げ賜え

“名前を捨てよ” 至極もっとも あなたの望み従おう
風は遥かへ 虹は未来へ 我ら誘う(La mia vita)
名前とは何ぞ ただの記号を凌駕せよ 振り向くことなく
嘆くなら嘆け 痴れ者無双 痴情の果て血に染まる勇気 La mia vita

ああ 似たような恋物語(ものがたり) そこ、ここで聞く
されど (そのすべて) 本当は (似ていない)
たったひとつの純愛物語(ストーリー)

“名前を捨てよ” 仰せの通り あなたの夢を叶えよう
誰が止めても 世界が止めても 億年の契り(La mia vita)
名前とは何ぞ それがなくとも 確かに惹かれ合ったろう
嘲笑(わら)うなら嘲笑(わら)え 痴れ者上等
溺れてこそ躍り出す鼓動 La mia vita
×