最後の最後

もういいやって気持ちと まだまだやれるって気持ちが
床屋の前に呑気に立っている赤と青のポールのように
ぐるぐるまわって もう鬱陶しいんだよ

空が暗くなった そしたら星が見えた
毎日が暗くなった そしたら君しか見えなくなった

こんなことにならないと いつもちゃんと気づけない
これが僕の弱さなんだ
また会う日までさようなら涙くん

これが最後の最後の最後の最後と
わかっていても何も伝えられず
曲がり角で一瞬振り向く君の姿を浮かべて
君が見えなくなるまで見届けた

いつかは消えてしまうだろうと思ってる時は
本当に愛しく思えてたのに

きっとずっと続くだろうと思った途端に
嫌な態度を取ってしまった
そんな自分がホントは嫌だった

これが最後の最後の最後の最後と
わかっていても何も伝えられず
曲がり角で一瞬振り向く君の姿を浮かべて
君が見えなくなるまで見届けた

君が見えなくなるまで
君が見えなくなるまで
君が見えなくなるまで

見届けた
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