桜の花びら

春の匂いが街に訪れる頃
あなたと歩いてる並木道
通りすぎる風

あざやかに色をつけた
花びらは僕らの門出を
祝ってくれてるようだと あなたは笑った

桜の花が 今 舞い落ちて
旅立つ背中を見つめた
はなればなれになるけれども
それぞれの明日を追いかけて

夢破れて足を止めた時 心の花が枯れたなら
今日のことを思い出してよ ほらまた
春が来るから

足早な日々 過ぎていくその中で
ふとした瞬間に思う あなたは元気かな

寂しくても電話をかけたり
今はあなたにはしないよ
この桜のように互いが
咲き誇るその日まで

出会いと別れ 繰り返して生きてく その中で
いつかきっと僕らはまた会えることを信じてる

夢破れて 足を止めたとき
心の花が枯れたなら 春風に想いを乗せて

桜の花が今舞い落ちて 季節は変わったとしても
思い出すよ 歩きはじめた あの日を 春が来るたび
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