Snow Flake Remind

Snowflake 風に舞って
また君を思い出すよ
溢れた言葉が
乾いた冬の空に 響いてく

読みかけのページに 栞をさす
何気ない晴れの日
ピンと張る空気が この季節の
始まりを知らせた

君が貸してくれた 冬が舞台の物語
一つページめくるたび
どんな顔で読んでいたんだろうって
何度も思うの

恋が今 白くなって見えたの
それは風に書いたシナリオ
そっと冬の空に溶かすよ
冷えた手 熱くなる鼓動
浮かびだすコントラスト

挟んだ栞が 進むたび
切なさが増すけど
前よりも少しだけ 君のことが
知れたような気がした

「なんでだろう」を繰り返す悩める少女は
今も私の中いるけど

言葉が 白くなって消えたの
まるで風に書いたヒトリゴト
ずっと言えずにいたセリフは
それでもまだ 溢れるの
世界はスローモーション

こぼれた言葉 目で追いかけてた
それは白い吐息で書いたメッセージ

Snowflake 風に舞って
また君を想うのでしょう
いつでも いつまででも
この胸は 暖かなまま

想いが 白くなって見えたの
これは冬がくれたリマインド
きっと物語を読み終えたら
この街で始まるストーリー
私のプロローグ
Snow Flake Remind
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