Ain Soph Aur

目の眩むような終末が闇に覆われ
仮初めの羽はかざすほど暗く淀んでく

どうして空は蒼く 願いは問うほど遠く…

残酷な優しさはこの羽を焦がしてくだけ
抱き締めた白き羽 包まれて
命が還る揺り籠へ

何故、と問いかける 存在の意義を求めて
ほろ苦い記憶 焦がれては届かず泣いて

願いはやがて空へ 世界を導く“光”

不器用な愛情は約束と罪を残して
染まりゆくこの羽はあまりにも
この背中には白すぎて…

聡明な十字架は行く末をただ見つめてた
ならせめて見届けよう“これから”を
その目と共に

仮初めの楽園は崩れ去り新たな庭へ
願うなら、叶うなら、もう一度
貴方と二人 珈琲を

願うなら…

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