労働者のバラッド

仕事終わり 冷めたコーヒーは苦く
朝の日差しを背に、駅へと向かう 君らは今からシフトかい?

思い描いてた「今」は、少し違うな

そうさ、どうせ歯車なんだろ。自分もあんたも。端金のために。
働いて「いつか」を夢にみるのさ、抜け出せるように。
いい日が来るように。

眠りにつく ビルの電灯は点いて
誰もいない気がした 世界に一人。嗚呼、一服して終わらそう。

思い描いてた「未来」だいぶ違うか

なぁ、休みが欲しいよな、ずっと。自分もあんたも。疲れきっているけど。
働いて「いつか」を手に入れるのさ、知ってるか?
蒼く、綺麗な海があるんだ。

そうさ、どうせ歯車なんだろ。自分もあんたも。端金のために。
働いて「いつか」を夢にみるのさ、抜け出せるように。
いい日が来るように。
生きていこうぜ。
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