小さな約束

当たり前の擦れ違いが
ふたりの隙間拡げてく
わかりあえた振りしていたけど
隠してた狡さが壊してゆくだけ

ずっと隣で支えてくれる
そう信じられたから
あなたの手を握り返した
それがふたりの始まり

誕生日にくれた指輪のハートは
寄り添い合う心のイメージで
わたしとあなたの距離を近づけてくれた
縮めてくれた

広い空へ羽ばたくように
甘く膨らむ物語
腕の中に優しく抱かれて
素顔のわたしらしさを見せたよ
あなただけが そのすべてを
許してくれた 包んでくれた
続かない愛を 見せた

「絶対に哀しい思いはさせない」
そう 言ってくれたのに
小さな約束破り続けて
その言葉を嘘にする

口先ばかりで謝るばかりで
あなたは何も変わらないのね
互いを責める 何度も傷付けていく
虚しくさせる

形だけで繋がれてた
ふたりの気持ち離れてく
満たされない恋が終わる時
最後に分かち合う痛みがある
語り合ってた未来をまだ
想い出の中 閉じ込め切れず
静かに愛は 泣いてた

裏切られるだけの期待ならば
いっそはじめから持たなければいいと
心に言い聞かせてた
繰り返しが“さよなら”を溢れさせた

柔らかくて温かくて
それがすべてで溺れてた
いつのまにか 冷めてく愛しさ
引き返せない場所へ辿り着く

当たり前の擦れ違いが
ふたりの隙間拡げてく
わかりあえた振りしていたけど
隠してた狡さが壊してゆく
わたしらしさ あなたらしさ
描く未来には 届かなくなった
見とれた愛が 消えた
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