Brilliant Transparency

僕が壊した時計 動かない心の歯車
色を無くした世界で 君を探す

重ねた手の平が 微かに震えて
もう二度と戻れないと 鼓動が刻む
禁断の実を齧る 憐れな微熱は
現実と夢の色を 混ぜ合わせてた

頬伝うのは涙? 暗闇の雨?

「止まれ!」 夢の狭間で僕は 時よ今止まれと願った
消えない魔法の様に 深く 深く 深く
僕が壊した時計 動かない心の歯車
色を無くした世界で 君を探す

見えない幻を 冷たく抱きしめ
愛しさを切り開いて 孤独を刻む
パンドラの匣の中へ 閉じ込めたはずの
妄想が切なさへと 溶け込んでゆく

頬伝うのは涙? 盲目の恋?

「終われ!」 時の狭間で僕は 夢よ今終われと願った
消せない憂いの先へ 深く 深く 深く
僕が壊した時計 動かない心の歯車
色を無くした世界で 嗚呼…

呼吸を止めて 目を閉じて もっと深く
どこまでも どこまでも… 此処は… ど… こ……

サヨナラ…だけど…サヨナラ

僕が壊した時計 動かない心の歯車
色を無くした世界で 君を探す
サヨナラ 僕が愛した君よ 探し続けるけどサヨナラ
このまま この想いだけ 色鮮やかに…
色鮮やかに…
永遠に この想いだけ 色鮮やかに…
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