プリマドンナ

シベリアの町で 踊ってた少女
板張りの床で クルクルと回るよ

透明な瞳で 見つめられるとぼくは
汚れてた心を 洗われる気がしたよ
バラライカが歌うよ

Ah 白夜の町に哀しいオーロラ
今 鳥に変わったあの娘が羽撃いた

擦り切れたトウ・シューズ 貧しげな身なり
でも指の爪は宝石のきらめき

楽屋から出て来るあの娘をぼくは待った
ロシア語は知らない だから黙って見てた

北の風が寒いよ

Ah 少女の髪を飾るよオーロラ
今 白鳥の羽 フワリと風に舞う

バラライカが歌うよ 大地の歌 静かに

Ah 白夜の町に哀しいオーロラ
今 鳥に変わったあの娘が飛ぶよ

Ah 少女の髪を飾るよオーロラ
今 白鳥の羽 フワリと舞うよ
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