Valentine Eve's Nightmare

時計の針が牙のように
昨日と今日の境界に噛み付く
全てが変わるMidnight

不吉を飾る13-Thirteen-と
清い愛を求める14-Fourteen-
その狭間に攫おう

甘い愛の言葉、
心に潜んだ欲望
危険な
香りで
誘った

熱い吐息で溶けていったショコラの雫
唇を染めていくよ
まるで闇のような漆黒のルージュだね
そう、危険なサインを放ってる
くれたのは君なのに、何故そんなに欲しいんだ?
キスで拭い去ってくれよ
時計の針はもう二度と動かないさ
堕ちていく…BLOODY VALENTINE

覚悟が決まったらおいでよ
昨日と今日の境界を飛び越え
二度と帰さないけど…

何度も重ねてしまうね
『罪滅ぼしの月』に隠れて
スリルの蜜を味わう

甘い毒が回って
心を蝕んだ
手遅れ
なんだよ…
逃がさない

赫い瞳で見つめたら、快楽の虜
唇が傷つくほど
滴り落ちる深紅の輝きが
理性から獣を解き放つ
捧げたのは君なのに、もっと欲しいって強請って
鎖は絡まりあった
時計の針はもう二度と動かないさ
永遠の…BLOODY VALENTINE

互いの熱で溶けていったショコラの雫
指先も染めていくよ
まるで夜のような漆黒のネイルだね
もう、魂を掴んで離さない
くれたのは君だろう、全部攫っていくよ
誰にも譲らないのさ
突き立てた牙は甘い香りに酔う
堕ちていこう…BLOODY VALENTINE
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