アタラシイヘブン

マーケットのBGMからは 聴こえてこないし
あいつらのパーティーでも 決して流れない
闇の中 生き伸びる為に歌う 猥雑な希望の唄
そろそろ限界だって 分かってる
何かが大きく変わる予感をみんな感じてる
もう本当のことなんて知りたく無いって
誰かの呟きに ひどく動揺した 終電の車内
逃げ場所が必要だったんだな
ここに救いを求める意味は分かるよ
俺もそうさ 食べる為だけになんとか
日々の業務に食らいつく 3流クリエイター
ネットから流れてくる陽気なパーティーリポート
コスプレギャルが嫌らしくベロを出してる
俺はその場所にいない
俺がいるのは地下二階の薄暗い個室ビデオ
狂った時代だから
狂ったヒーローが望まれた
本当はみんなイチモツが見たいんだ
真面目ぶったあの娘も
一枚剥がせばただのスケベ
絶望は加速し 悪意のつまらねえ連鎖が断ち切れない
だからって四の五の言ってたって始まらねえ
若くもねえし もうこれしかねえ
チャンスが来たら
クソ真面目にふざけるだけ
I'm Misoshita 栄光の真下
今朝クソした って嘘つきました
遊びじゃねえが 誰よりも遊ぶ
バーチャルからリアルを変えるんだ
目覚めるとそこは ポリゴンのクラウド
新たな道を進んでく覚悟
I'm proud この姿形
ここに立つ 意味 俺は歌うよ
アタラシイヘブン
最高な気分
もう一人の自分
会うための手順
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