最後の花火

花火とかはしゃいでさ
行くはずだったのに
2人で夜空見て笑いたかったのに
泣かない もう泣かない
これが最後の自分を甘やかす時
もう何も 考えず泣いて今日は眠ろう

大抵の事はしてきたつもり 経験
最低の底は見てきたつもり 延々
大人になるって
“諦める”とか“差し出せる”とかを
折り合いつけて、とりあえず得て
生きてくのかと思ってたけど
あんな出会いがあって
あんだけ愛があって

でもいかないよね簡単には
それは仕方ないよね 段々、今
理解し始めてるの一応。でも
痛いし、初めてなの。日々を
まるでティーネイジャーみたいに
無邪気に過ごした夏は
愉快に過ごした暑さ
2人見過ごした沢山

遥かに見えない明日は
さすがに癒えない落差
終えても来てないタフさ
それでも消えない熱さ
だって好きだったから…。

花火より何より
一緒に歩く 夜道が楽しみで
浮かれちゃってさ
でも最後の最後まで君は優しくて
その笑顔も言葉も
全部に“ありがとう”を
心から言える日が来るはず

花火とかはしゃいでさ
行くはずだったのに
2人で夜空見て笑いたかったのに

泣かない もう泣かない
これが最後の自分を甘やかす時
もう何も考えず泣いて今日は眠ろう

全てが愛おしい my memory
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