夜行列車~銀河行き~

22時 ただいま 泥の様 ベットに倒れ込む 疲れたなぁ
繰り返し続く日々 タラルラ 嫌気がさすだろう そんな時

突然僕の元へと送られてきた 銀河の乗車券
青墨に染まる未来も 全部詰め込んで

夜行列車に乗ろうよ 行く宛もないままに
あぁ視界がほら星空に溶け込んで
月明かりがそっと 僕を照らすよ
眩しくて「思考する」ということすら
振り落としてくれる

25時 見知らぬ乗客 隣に座り込む こんばんは
人は皆同じで それぞれ悩みを抱えていた 話をしよう

次から次へと乗り込んできたのは 銀河の迷い人
高らかに汽笛鳴らして 列車はまた 走り出す

だけど僕だけじゃない 疲れていたのは
僕だけじゃない 悩みを抱えていたのは
気持ちを共に笑いあった
逃げずに前を向こうと誓って

29時 夜明け前 僕らの はじまりの終点
さぁ行こうか

夜行列車に乗ろうよ 行く宛もないままに
あぁ視界がほら星空に溶け込んで
月明かりがそっと 僕を照らすよ
眩しくて「思考する」ということすら
振り落としてくれる
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