告白記

好き1枚、嫌い2枚、好き3枚4枚 あなたを思うと何故だろう
胸が苦しくて
千切って千切って千切った花びらはあたしみたい
あなたに染まったまま 溢れたの

明け方6時 まだ東雲 揺らいでる 眠れなかった
未だにまだ顔が熱い

美談だというにはもう杜撰なもので
一話でもうオチが見えてしまってるやつで
あなたに好きと言うだけが出来なくて困っていたのに

もう嫌になった 一人で歩いていた道
もう嫌になった 一人で眺めていた星
もう嫌になった「あなたがいればなぁ」
なんて落ち込む夜にお別れをしてきた 大丈夫
ずっと前にね あなたと出会った日 空もないのに稲妻が落ちて
もう絶対絶対運命だと思って 初めてあなたに声をかけた
少し困った顔で髪を触って その仕草がどうどうどうと胸に残って
言えなかった言葉を今伝えるよ あなたが好き

あなたの答えを聞かないまま 走って走って逃げ出したの
怖くなってもう2度と会えないそんな気がして

声がした 遠くの暗がりから 息を切らして誰かが追いかけきた
嘘みたいに「あなたがいればなぁ」
なんて振り返るから幻の中みたい 大丈夫
ずっと前にさ 君と出会った日 どうしようもない位恋に落ちた
もうずっとずっと君を見ていたから 見かねた君が話しかけてくれたね
うまく笑えなくて嫌われたって
いまはどうでもいい聞いてほしい答えがあって
言えなかった言葉を今伝えるよ 君よりも先に言えなかったけれど
これからは君の先を走るから
そばにいてほしい そばにいてほしい
君が大好き
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