何もいらない

銀河を渡る船に揺られて 夜を彩る街に見とれた
山河を下る風に吹かれて 四季を織りなす木々と語った

いつからだろう 思い出よりも 今日一日が愛しく思う

もう何もいらない 何も欲しくはない
あなたが今日もそばにいてくれる
それだけでいい

時代の影で戦い続け 夢に破れた人と歌った
社会の隅で夢を奪われ 立ちつくす人と酒を交わした

いつからだろう 夕焼けよりも 朝の日差しが愛しく思う

もう何もいらない 何も欲しくはない
あなたがいつもそこにいてくれる
それだけでいい

いつかはきっと 争いのない 虹の向こうへ辿り着くだろう

もう何もいらない 何も欲しくはない
もう何もいらない 何も欲しくはない
あなたが今日もそばにいてくれる
それだけでいい
それだけでいい
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