風の声を聴きながら

ちっぽけな隠しごとをひとつ
参考書と一緒にカバンに詰め込む

空には飛行機雲ひとつ
ゆっくりと歩き出す 私の歩幅で

とりとめのない会話で笑ったり
すれ違ったり 時間は流れてゆく

風の声を聴きながら 変わりゆく季節を想う
いつか小さな秘密 話せる日が来るよね
焦らず歩いてゆこう

放課後のチャイムが鳴り響く
せわしなく一日が終わりを迎える

手を振り「また明日ね」って言う
いつまでも続いてく時間に思えた

まだ少しだけ素直になれなくて
照れくさいから言えないこともあるけど

風の声を聴きながら 暮れてゆく空を見上げる
夕陽が頬を染める 明日もまたいい天気
立ち止まり瞼閉じる

やがて大切なものを忘れてしまわないように
ほんの小さな囁きに耳をすませる

風の声を聴きながら 変わらない毎日を願う
いつか小さな秘密 笑える日が来るよね
焦らず歩いてゆこう

ゆっくり歩いてゆこう
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