赤い毛糸

朝目覚めたらも抜けの殻みたいに
昨日までの部屋 荒れ果てた ありさま
嵐の幻が ウソじゃない 現われた
座り込んだままわからない
どうしよう…こんなはずじゃない

毛糸みたいに絡まり始めた朝に
手遅れになる前 つなごう赤い糸
どうやら彼のやばいスイッチ押したみたい
またジコケンオノアラシがきたぁ~
だめだよ…死んじゃうから

あたしは迷った子供みたいにいつも
愛を探して
あたしは迷った子供みたいに笑う
彼に恋した
わがままにしか あ~
愛せなかったなんてバカだ

いつも風邪気味な あたしの恋なんて
空に浮かんだ風船みたいなもの
脈略なんかない もちろんモラルもない
勝手ばっかり 聞く耳なくて
傷つけたまま 飛び出した

あたしは迷った子供みたいに泣いて
彼を探して
あたしは迷った子供みたいに笑う
彼に恋した
あたしは迷った子供みたいに泣いて
愛しらないまま
あたしは迷った子供みたいに今まで
彼に恋してた
切れた赤い毛糸 探さなきゃ
あ~消える だめだっ
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