つくりものほど 綺麗に見える
嘘が真の この世間
とことん惚れるか 振られてやるか
恋も生きるも 一途ないのち
倒れたところが 泥ならば
泥をつかんで また起きる

惚れていながら やさしさやれず
今日もおまえを つらくする
泥をかぶって 漂うおれを
いつか花咲く 蓮だと微(わ)笑(ら)う
やさしいぬくもり 抱きしめて
あすの人生 賭けてゆく

勝てば高飛車 負ければ逃げる
時のながれか 意地もない
男の値打ちは やることやって
泥で終わるか 花咲かせるか
不器用者だと 云われても
夢とおまえを みちづれに
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