人生の峠みち

長い旅路に 幾度(いくたび)も
悲しみの 人生峠みち
連れ添い人は 雲になり
今でも俺の 背(せな)を押す
一緒に登る 心のお前
越えて… 越えて… 越えて行きたい

暗い空には 星ひとつ
仰ぎ見る 人生峠みち
足もと濡れて ぬかるんで
手探り歩く この坂を
小さな石に つまずきながら
越えて… 越えて… 越えて行きたい

義理と人情 胸に抱き
振り向かず 人生峠みち
八分に欠けた 月明かり
頼りに進む この先に
信じた道が 必ずあると
越えて… 越えて… 越えて行きたい
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