恋は幻

突然訪れたこんな日が
来るなんて思わなかった
失って気づいたこんなにも
君のことが好きだった
こんな想いもう二度と
したくない忘れられない

もう恋なんてしないなんて
涙に誓ってはまた泣いて
気づけば夢の中で
そこは何より眩しい世界で
夢が覚めてもずっと
離れない忘れられない

こんな事があるなんて
信じられないけれど
出逢ってすぐの君に
夢の中で恋した

逢えるかな逢えないかな
今日も一人目を閉じれば
まぶたの向こうで変わらず
微笑む 君がいるから
それだけで幸せになれる
夢ならば醒めないでと
願った時にはまた
君はぬくもり残して
目覚めと共に消えてゆく
この恋は幻

モノクロだった日々にあの日
君は光を照らしてくれた
それから毎日のように
いつだって二人一緒だったね
好き嫌いや趣味さえも
分かり合う仲になって

こうして花火を見るのだって
なんだか初めてな気がしないんだ
パッと咲いた花火と共に
グッと君と距離が近づいたんだ
夜空を見上げる君の
横顔が忘れられない

言葉も交わさないまま
そっと手を握ってくれた
恥ずかしそうな君の
頬にそっとキスした

逢えるかな逢えないかな
今日も一人目を閉じれば
まぶたの向こうで変わらず
微笑む 君がいるから
それだけで幸せになれる
夢ならば醒めないでと
願った時にはまた
君はぬくもり残して
目覚めと共に消えてゆく
この恋は幻

このまま時が止まればって
何度も強く強く願った
君に夢中で夢だってことも
いつの間にか忘れかけてた
夢でも良い 夢で良いから
少しだけあと少しだけ
夢だけは覚めないで…

逢えるかな逢えないかな
今日も一人目を閉じれば
まぶたの向こうで変わらず
微笑む 君がいるから
それだけで幸せになれる
夢ならば醒めないでと
願った時にはまた
君はぬくもり残して
目覚めと共に消えてゆく
この恋は幻
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