ごめんね

サンタクロースの欲しがるものを
この世の誰もが知らないように
欲しいものがあるのかどうかも
考えたことがなかったように
君が本当は何が欲しいのか
君が本当は何がしたいのか
言いたいことも やりたいことも
考えたことないかもしれないや

僕にとってのサンタクロースは君だよ
なんてそんな冗談を言ったら少しはロマンチックに
思ってくれたら嬉しいんだけれど
こんなことさえ歌詞に変えて
みんなの前で歌ってる僕を君が見たらやっぱり
「最低だ」って泣いてしまうだろう

それでも時間が経つというのは
本当に不思議なもんで
君がいないことに対して
最近涙は流れない
そんなことを思うたびに
僕が抱いていた君への気持ち
こんなに小さなものだったんだと
傷が癒えて消えて傷ついて

ごめんね 今はそれしか言えないや

街の中で抱き合う男女
もしかすると今永遠の
別れを告げてると知っても
君は指差しまだ笑えんの?
「明けない夜はないんだ」
とどうか励まさないでおくれ
「この夜だけは終わらないで」
と願う夜が僕にも来るからさ

ごめんね 今はそれしか言えないや

君の過ごした人生だって
僕らの過ごした人生だって
誰かにとっては関係ないけど
僕はずっと忘れない
明けない夜はないんだと
僕は君を励まさないさ
この夜だけは終わらないでと願う夜が君にも来るから
時間がたって 過ごした景色も遠ざかり
僕らの愛にもホコリがかぶる
そういう風にできている
こんなことさえ歌詞に変えて
皆の前で歌ってる僕を
君がみたらやっぱり
「最低だ」って泣いてしまうだろう
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