宵待ち灯り

酔ってうたた寝 あなたの頬に
触れてしみじみ 幸せ思う
広い背中が 寂しそうな
あなたがやっぱり 好きだから
窓にこぼれる 月あかり
ふたり寄り添う 裏通り

女心の 過去(むかし)のことは
何も聞かずに わかってくれる
生きることさえ 手探りで
眠れぬ夜さえ ありました
嬉し涙の あたたかさ
会えて良かった あなたです

もしも別れの その日が来たら
きっと笑顔で 見送りましょう
今の幸せ 続くよに
あなたに結んだ 赤い糸
胸に優しい 月あかり
通う ぬくもり 沁みる夜
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