花篝り

忘れかけた思い出に
燈台(あかり)が灯りだす
蛍のよう それはあなたを
愛しくさせるのね

懐かしき淡い香り
いつまで 胸焦がす…

ゆらり ゆらり 舞う 花篝り
会いたし思い 届けて下さい
違う道を選んだけれど
今も心が呼んでいる

あなたが思っているより
強くなんかないよ
長い髪は あの日のまま
好きだって言ってたから…

きつく抱いて 離れぬように
全て忘れさせて

ゆらり ゆらり 舞う 花篝り
寄り添う影が重なっていく
溢れる想い 雪を溶かして
やっとあなたに出逢える
そして きっと

願いかけて 見る 花篝り
一人にしないとちゃんと言って
この手の平にある温もりが
夢でありませんように…
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