明日の詩

たとえひと時の やすらぎでも
あれば明日から 生きてゆけると
つぶやいた 横顔に
何を答えれば いいんだろう
木枯らしの吹く朝が寂しかったら
おれの背中みつめながらついて来い
泣いて昨日を ふり返るより
明日の詩を 唄おう

いつもひと並みに くらすことが
ほんのささやかな 望みですと
さみしそうな ほほえみに
どんななぐさめが あるんだろう
ため息を消すように雨が降るなら
おれの胸でおもいきり泣くがいい
泣いて昨日を ふり返るより
明日の詩を 唄おう

人生がくり返すことはないけど
やりなおしはいつだってできるだろう
泣いて昨日を ふり返るより
明日の詩を 唄おう
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