君ヲ想フ

確かなものは最初(はじめ)から
求めずにいたはずなのに
会いたい夜目を瞑り
張り裂けた気持ち持て余してた
気づけば今日も待ち焦がれているよ
無邪気に響く君からの着信
わかっててもただ愛しくて

あたりまえの日々が変わった
君がいたから特別になった
たとえ心が見えなくても
笑ってくれればただそれだけで
私には真実だった

泣き出しそうなこの空は
答えなど教えてくれず
正しいかもわからない
終わり方さえもわかりはしない
さよならの言葉交わす日が来ても
忘れないでね なんてふざけながら
今日も一人 君に強がり

追いかけても辿り着けない
遠くで揺れる蜃気楼のよう
不条理さえも 偽りでも
君がいるのならただそれだけで
私には全てだった

ねえ 出会わなければ
好きにならなければよかった
夢でもいいから ねえ

あたりまえの日々が変わった
君がいたから特別になった
たとえ心が見えなくても
笑ってくれればただそれだけで
私には全てだった
×