悪い夢

一度は底に腰がついた もう届かない白い光
三日ともたぬ我慢強さ 自ら憎んでた
ちょっとだけならと言いきかし もう戻らない金と自分
人の金に手を出す奴を 死ぬ程見てきたわ

息抜き、付合い、欲望、 大好き

また明日と声をかけられ また明日じゃないまた明日
また明日はまたまた明日 明日はまた明日

絶対勝つと奮い立たせ勢い任せ道を選び
昨日とは違う風が 吹くと自分だけ信じてた
勢いづいたその体は迸る汗ものみこんで
ある物なんでもかんでもつぎ込んで右から左へ消えた
ふんばる力そこで途絶え 丸ごとそこにのみこまれて
奈落の底に突き落とされ
叩き付けられていた 叩き付けられていた
悪い夢から覚めた 寝汗かきすぎていた

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