不足歩行

『ずっと一緒にいられるよ』となんとなく思ってた
そんなはずはないんだけどなんとなく思ってた
急かされ日々を歩いてると置いてけぼりなこと
「ありがとう」も「ごめんね」もあまり言えないまま

必死に話した僕の幼稚な夢を
頷き聞いてた君の顔が嬉しくて

「また明日ね」と言えない今日の終わらせ方すらまだ分からないよ
いつも いつも隣で笑ってくれた君がいないなら僕は欠けたまま
足りない僕は欠けたまま

くだらないこと笑い合って
「会えてよかった」とか照れながらも話してた 掛け替えのない日々

あの時 流した堪え涙の訳を
誤摩化し笑った君の顔は哀しくて

「また明日ね」と言えない今日の終わらせ方すらまだ分からないよ
いつも いつも隣で笑ってくれた君がいないなら僕は欠けたまま
足りない僕は欠けたまま

闇を飲み込む夜も光吐き出す朝もいつもの道も寂しい
これじゃダメだとしても失くした色も音も戻らずに
進んでく明日へ

時が流れて人も流れていつしかいつの日か君に会えるかな…
どんなに強く願っていても届かぬ想いがこの世にあるなら
いつも いつも隣で笑ってくれた君がいないなら僕は欠けたまま
足りない僕は欠けたまま

『ずっと一緒にいられるよ』となんとなく思ってた
そんなはずはないんだけどなんとなく思ってたよ
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