Blue Years

胸の内に刺さる ひどく冷たい妄想は
服の袖を濡らす汗のように染みになった
乾いた坂の向こう 永遠と似た平行線
写真のような青 映す度 覚えるような

透明な痛みは散り ガラスの奥 反射して罅を割った
もういいなんて嘘なら 理由は隠したまま傍にいたい

腕の先を焦がす やけに細かな感触は
靴の底に溜まる雨のように枷になった
弾けた泡の向こう瞬間はただ連動制
映画のような青 映す度 戻れるような

透明な痛みは散り ガラスの奥 反射して罅を割った
もういいなんて嘘なら 理由は隠したまま傍にいたい

次第に通り過ぎるいつかの喧騒は
有無もなく綺麗な青のままで醒めなかった
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