ユウナ

君は突然今までのこと話し出した
聞けば聞くほど思い出す
これまでの旅のこと
訪れるいろんな街は二度と戻れない
そう思って目でシャッターをきって
忘れないよう焼きつけたの

青空の下で君と笑顔の練習
波音の中で知った君の苦しみを
初めてこんな気持ちになったことも
今ではすごく怖く感じるよ

離れてしまう覚悟はもう出来てるのに
そんな話をされちゃうと ねぇ、揺らいじゃうよ
汚れた口 塞いでくれた
星のロマンスはもう戻らない

でもね私は最後の最後で立ち止まった
負の螺旋は決して繰り返させない だから
まやかしの希望なんて断ち切ってしまおう
これで終わる
永遠のナギ節を君と迎えてまた幸せに

そう思ってたんだ だけど君は言ったんだ
今が別れの時になると笑いながら
約束したあの場所にはもう一緒に行けない
さようなら

消えそうな心で抱きしめてくれた温度
確かに感じた…

飛び立ちそうな君を追いかけても
届かない もう涙も出ないままで
そして時は満ちて 両手広げて
向こう側へ消えた私の幻

ああ君のいない永遠のナギ節はもう
私にとって今ではもう意味のないもので
少し潜れた2分41秒は君に伝えられない…
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