君ならどんなふうに

君はとても優しい季節の名前 こんな日はふと思い出す
夢を叶えるために 僕が選んだ街 まだよそ行きの顔してる

作り笑いも 相槌だって 少し上手く なったけれど 相変わらず
考えすぎて いつも言葉に詰まる 癖はそのままさ

たとえば今の僕に会ったら 君ならどんなふうに どんなふうに思うんだろう
優しく風が頬をなでると すぐそばに君がいる 気がして 切なくなるんだよ

離れ離れを怖がった僕らが 背伸びして決めたさよなら
怖がってたのは そう距離なんかじゃなく 心が変わることさ

二人で会う日 いつも雨が 降ってたけど 「雨男の夢は叶う」
そんな嘘さえ 君が言うなら信じて 明日も 歩いてくよ

たとえばこんな虹が見えたら 君ならどんなふうに
どんなふうに 微笑うんだろう
今でもよく似た影出会うと 伝えたかった言葉 胸の中ずっと探してる

心の壁を 軽く飛び越え 愛した
擦りむいた心 初めて触れた君は いない

たとえば夜空に流れ星 君ならどんなふうに どんなふうに 祈るんだろう
あの日振り向かなかった君は 小さな背中の向こう
きっと涙流してたんだろう
なぜ抱きしめなかったのだろう
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