ともだち

飛び込んでみたのよ
あなたに
何番目でもよかったから
笑えるね

先の事とかどうでもよくなって
私はただの馬鹿な女になりさがったんだ

人々はすれ違い こころを隠して
私たちはもうただの、ともだちじゃない

抱きしめられてみたかった
あなたに
嘘ついて欲しかった
わたしだけに

本当はあなたの事
めちゃくちゃに傷つけて捨ててやりたいの

人々はそれぞれに 幻想を抱いて
寒空と街路樹は 後ろめたく輝いた
あなたにすがりついて涙声で言ったんだ
私たちはもうただの、ともだちじゃない

私たちは、もうただの、ともだちに戻れない
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