LET IT DIE~ネオングリーンの逆光~

ハエの羽音のような
蛍光灯の点滅で
中が入れ替わった 黒い服は
マスクでゲームをしてる

ヘッドフォンから漏れる音が
香水と混ざって
頭痛の種 割れて
チロチロ 芽がのびはじめた
サスペンションが軋むと
無駄な会話がはじまる
流れる確かな熱は
吐き気に彩られてく

歪んでる 感情線に沿って
辛辣な言葉吐き捨てたって
間違いなんて 言わないでくれ
本当はどっちだっていいさ
飽和した文字列はきっと
行き先を4つ打ちに刻んで
つまんなくなってしまった明日を
目を閉じて やり過ごす
その闇を支える 発光源

君がもたらす音に
下卑た思考が重なる
偽りのネオングリーンの逆光に
ほら 惑わされて
足がもつれている

憂鬱な日々は綺麗な言葉が
泳いでいくんだ
魚のようにキラキラ
食われて 乱れてる
無責任な君の 発光源

間違いのない答えが 降らす雨
君の髪を濡らすなら
どうか うるさい音で
うるさい音が
僕らの時間を止めて
君がもたらす音に
下卑た思考が重なる
偽りのネオングリーンの逆光に
ほら惑わされて
足がもつれている
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