A

上空に
助けのヘリ
たかれるフラッシュ
向けられるマイク
まるで英雄
だけども違う
ボヤける記憶
少しづつバック
焦るリーダー
何か言った
次の瞬間
光り出した
あの時だった
やってしまった
辺な汗が
止まらないな

フラグを立てた傍観者
誰かのせいにして逃亡犯
光る後方を置き去った
揺らぐマイハート薄情だ
コルクを抜いた同業者
毒のような色のぶどう酒が
似合うようになってしまったな
カセを引きずって歩く様

毎晩見る
うなされるドリーム
不発弾に
ふれる感触
まるでデビル
だけども違う
ボヤける記憶
少しづつバック
あのリーダー
何か言った
その後には
いなくなった
あの時だった
あいつだった
辺な汗が
止まり出した

フラグを立てた第三者
これは相当な裏があった
光る後方のまた後方には
見たことない影があった
コルクを抜いた同業者
毒のような色のぶどう酒が
あいつからだって気付いたんだ

カセをとって確かめる
この真相を確かめる
あのライター言ってたな
君はただの駒だって
今になって繋がって
僕はこの件のAだと知る
あいつはまだ近くにいる
運転手さん彼を追って

振り向いて帽子とって
ニヤリと笑った運転手
懐から黒い拳銃
サイレンサー付きのやつで
誰でもわかる終わりのチャイム
あいつはまた笑っている
僕はまたこの件のAとなって消える
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