再起可能

ただ前、前だけ見て歩けたのなら 迷いなく進めたら
「誰のどんな言葉も埋められない」と泣く心さえも光り出すだろう

愛の言葉はいつもそれが本物かどうか確かめる必要がある
独りを選ぶ前に手を掴んでいたならよかったと後悔しないように

手を伸ばす 砕け散る 目を開く 舞い上がる
鮮やかな程痛みも感覚も追いつけないスピードで撃ち抜かれていく

涙で前が見えなくて悔しさに言葉全て言い訳になる
これ以上ないって思うくらい跡形もないよ
世界に私、見えてないみたい。

用意された世界の上でどれだけ自分の居場所を探しても
自分だけの何かを手にしなければ理由から逃れられないだろう

見境もないくらい求めては追いかけた
傷ついたって守りたいものたちが何かって事くらい分かっていたから

心を捨てて虚ろな目で死んだみたいに生きるなんて出来るわけない
最後にあてに出来るのなんて多分自分一人でしょう
顔を上げたなら

晴れて行く空 その光景に
心は動いて行く 変わって行く 取り戻して行く

涙で前が見えなくて悔しさに言葉一つ出なくなって

何度こんな風に色んな事諦めただろう
これでいいなんて思ってないのに!!
もう立てない泣くしかできない
そう思いながら全てを捨ててたわけじゃなかった

私、また立ち上がった。
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