羅針盤

ここから どのくらい 時を降りて
ただ生きていた あのころの不思議へ還ろう

両手にも余るほど 虚しくても
ふり返る気は まるでないフリで疲れてる

あれほど 夢中で描いた絵が 見えなくなる
それは きっと かすみかけた目と 夜のせい

これから どのくらい 時を待てば
断ち切れた日が もう一度 一つに合わさる

数えてくれるなら 今すぐにも
足跡を消し 前を照らす光探そう

あたらしいカミの上には 何も無いけど
ここから始まり 前よりもずっと遠くまで…
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