rose

僕が見ていた愛の風景はどうやら偽物だったみたいだ
拾い集めた破片で傷付いて妙に痛むな

飼い殺しの孤独を餌にして僕ら生き続けようとするんだ
薔薇の棘みたいなこの幸せが嫌い

信じていたのに

どんなに綺麗な言葉も響きはしないんだ
どんなに綺麗な思い出も意味を成さないんだ
どんなに綺麗な言葉も刺さりはしないんだ
どんなに綺麗な思い出も崩してしまったよ

朝が揺れて
夜が揺れて
涙がでないのは何故
僕の中のこの僕が嫌い
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