sin morning

君の笑顔、汚したかった。
その夢から覚めないで。
悲しかったその朝に、
寝顔を見て、煙吐く。

無くしてく赤、壊れた部屋。
誰かのために自ら消していったの。

指先で傷跡をなぞった。青の後ろ姿が揺れてた。
時計台の鳥は静かに。もう、つないだ手を離したから

君の匂い思い出して、
傷つけてくその朝を。
思い出とか殺したいから、
錠剤飲んで、煙吐く。

ずっと好きだった。汚さも。
雨の景色の記憶は消えてゆくの。

一枚の写真に写った、白い笑顔は歪んでいった。
時計の針は知っていたの。許せない新しい朝が来る。
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