愛のかけら

愛のかけらが 降ってる
愛のかけらが 街に
終わりのない季節
愛のかけらが 降ってる
かたちのないなにかが
ぼくらのなかにあって
それは果てしない欲望
夜のように深く
宇宙も月も今日も過去も海も街も風も日々も木々も
どこか遠くわからないけど
愛のかけらが 降ってる
愛のかけらが ぼくのうえに

ひび割れた世界
ちいさな傷のように
ぼくらそうして出逢う
決まっていた事故のように
とてもやわらかいなにか
ぼくらのなかにあって
それが言うこと聞かない
溢れかえる水のように
夏も夢も未来も今日もまぼろしのようで
きみもぼくもどこか遠くわからないけど
愛のかけらが 降ってる
愛のかけらが ぼくのうえに
いまはそれが 見えない
透明な雪のようで
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