青空

ブラウン管の向う側
カッコつけた騎兵隊が
インディアンを撃ち倒した
ピカピカに光った銃で
出来れば僕のゆううつを
撃ち倒してくれれば よかったのに

神様にワイロを贈り
天国へのパスポートをねだるなんて
本気なのか?
誠実さのかけらもなく
笑っている奴がいるよ
隠しているその手を 見せてみろよ

生まれた所や 皮膚や目の色で
いったいこの僕の
何がわかるというのだろう
運転手さん そのバスに
僕も乗っけて くれないか
行き先なら どこでもいい
こんなはずじゃ なかっただろ?
歴史が僕を 問いつめる
まぶしいほど 青い空の真下で
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