リグレット

手のひらにつかんだ
小さな花びらそっと
埃の溜まったピアノに置いた

大事にしてたのに
いつのまにか壊れそうで
「ごめんね」の言葉と一緒に消えた

夜のプールに忍びこんで
水に浮かんだ花火
両手ですくって
はしゃいだこと
笑い合ったね

「もうあきらめなよ」って
みんなは言うけれど
君の瞳に映した泣き顔見えた

知らない方がいい
こともあるなんてくらい
わかってるけど
決して消えない
決して消せない
胸のリグレット

失くしたと思ってた
小さな記憶の欠片
胸の奥しまったポケットで揺れた

雨上がりの交差点で
待ち合わせた夕暮れ
アスファルト蹴って
跳ねた光 虹が見えたね

「もうだいじょぶだよ」って
強がってみたけど
君の言葉に隠したさよなら見えた

友達でいる方が
傷つかないことくらい
わかってたけど
決して消えない
決して消せない
胸のリグレット

癖のついた髪と
整えられた指先
くすぐったい声
こんなに色褪せないなんて

「もうあきらめなよ」って
みんなは言うけれど
君の瞳に映した泣き顔見えた

知らない方がいい
こともあるなんてくらい
わかってるけど
決して消えない
決して消せない
胸のリグレット
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