世界の真ん中

ふいに空を見上げても
一番星がどれかなんて
分からないほど夜は駆け足で僕らを包む

君と出逢ったあの日を
思い出して立ち止まる
乾いた土に夢の種蒔いたね

正解かどうかなんてどっちでもいい
その手をいつもより固く握るんだ

世界の真ん中は大事な誰かの心の中だって
気付いたのは君の笑顔が咲いたから
明るい場所遠くに見て
端っこギュッと掴まっている時だって
僕ら本当はひとりじゃない

役に立たない傘の下
二人の距離近付けば
降りしきる雨のことはきっと忘れられる

もう二度と比べなくてもいい
その瞳の輝きはひとつしかないから

世界の真ん中は特別な人だけ行けるとこじゃない
まっすぐに生きる君はそこにいる
あんなにひとりぼっちだって
唇噛んで下向いていた
だけどいま ここには君と僕がいる

太陽が沈んでゆく
でたらめでも構わない
自分らしくあればいい
明日も君が好き

ふいに空を見上げたら
まばゆい満天の星
その手をいつもより固く握るんだ

世界の真ん中は大事な誰かの心の中だって
気付いたのは君の笑顔が咲いたから
明るい場所遠くに見て
端っこギュッと掴まっている時だって
君は一人じゃないんだよ
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